編入学英語の傾向と対策

【記述問題の増加】
 解答の形式は、基本的に客観式と記述式の両方が採用されていますが、 配点のウエートから考えて、記述や論述の力が重視される傾向があります。 選択問題だけでなく、英文和訳や英作文・内容説明といった記述問題が採用されるケースは増加傾向にあります。




【受験者の多い大学では】
 受験者の多い大学では、マークシートが採用されているケースがありますが、部分的に記述式の問題が含まれることがあるので要注意です。




【時事問題をチェック】
 入学試験というのは時代を反映します。しばしば話題になる環境問題や少子化、コンピュータ・IT関連、 医療や福祉などの社会的テーマには、長文読解問題がよく出題されます。予備知識を身につけていれば、絶対的に有利になります。




【英文系の作品に親しむべし】
 英文系の学部では、長文読解の題材として選ばれるのは評論、随筆もありますが、特に詩や小説といった文学作品がよく出題されます。 また、専門知識が試されることもあり、専門用語や作家、作品の解説などが求められることもあります。




【速読力が求められる外国語系学部】
 外国語学部では、速読力が要求されるため、英文が長くなる傾向にあります。 また、同時に下線部和訳や英作文の力もテストされる場合もあり、さらにはヒアリングなどを課す大学もあります。




【社会科学系は英字新聞に慣れること】
 法、経済などの社会科学系の学部では、英米の新聞、雑誌から法律や経済、政治に関する記事を引用して、下線部和訳や大意要約、 内容説明などの出題例が頻繁に見られます。対策として、日頃から英字新聞や英文雑誌等で時事英語に慣れておくことが大切です。

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